昭光通商株式会社 ブランドコンセプト・VIガイドライン策定(2022)
2022
担当:プロジェクトマネジメント/制作ディレクション/コンセプト策定 工数:1人月
合成樹脂、金属セラミックス、化学品を主力とする総合商社の昭光通商。 昭光通商は、親会社である昭和電工から別会社に買収され経営陣が刷新。ロゴのリニューアルやサイトリニューアルは前社長のもとで進んでいましたが、ブランドコンセプトやガイドラインはない状態でした。企業サイトのリニューアルと合わせてブランドコンセプトとVIガイドラインの策定をしたいとの依頼があり、担当させていただきました。
予算が少ないこともあり、予算管理以外の役割(PM、ディレクター)も兼任。段取りの可視化からクライアントのハンドリングまで全て担当しました。
経営理念や企業行動規範はあるものの、はっきり言ってしまうと独自性がなく、普遍的すぎる内容でした。この場合、本来は経営理念などのレベルで再定義するのがベストですが、スコープ外で難しい状況でした。そのため、普遍的な経営理念などをいかに解釈して具体化していくかがポイントと捉え注力していきました。
ブランドに対する知見も経験もなく、プロジェクトに対してどうしたらいいかわからないし、積極性もまだ持てていないという状況のクライアント。まずはブランドという言葉の定義と、どのような切り分けで自社を捉える必要があるかキックオフMtgで提案し、検討ポイントの範囲内で考えていく環境を作っていきました。
「ブランド」という言葉に対し、各メンバーそれぞれのイメージや考えがある中で、ばらついたままではスムーズに推進することができません。まずは認識を一致させるためにひとつの定義を提案。その上で、クライアント側の視点も取り入れながら「ブランド」に対する認識を一致させて推進していきました。
第一回目のキックオフMTGで提案した「ブランド」に対する考察











昭光通商側のプロジェクトメンバーに事前に宿題を依頼。自社を「人」に例えて解釈していくアプローチと、自社を他のモチーフに例えて解釈するアプローチを使用しました。後日ワークショップを開催し、発表してもらいながら、思考を発散してもらうための問いを自分から投げていきました。次にその場で出た発言も含めて文字に起こし、分類して傾向を可視化。「いままでもこれからも変わらない個性」と「今後加えるべき個性」の切り口で議論していきました。
ワークショップに向けて依頼した宿題内容












宿題後に実施したワークショップの集計結果
経営理念や企業行動規範など、会社としての考えが様々に定義されている中で、俯瞰視点で今回作成したアウトプットを捉えると、あくまでも上位概念をベースに具体化した資料となります。よくあるパターンである「たくさん会社から提示されてるけどどれを拠り所にしたらいいのかわからない」にならないよう、ブランドコンセプトでは、経営理念や経営方針、企業行動規範を「アイデンティティ」として定義。そのアイデンティティを基に「個性」と「装い」という切り口でブランドコンセプトを可視化しました。その上で、ガイドラインでは制作視点も踏まえ、ガバナンスが発揮されるように具体化しました。
ブランドコンセプト・ビジュアルアイデンティティガイドライン







































