ダイキン工業株式会社 自社向けストックフォト制作(2018〜2021)
2018〜2021
担当:企画運営/コンサル/撮影 工数:戦略策定:約0.5人月/撮影案件:それぞれ約0.5〜1人月
ダイキン工業では本社中央集権型ではなく各国分権型の広告展開を行っており、各国が独自の広告活動を実施しています。しかしながら、各拠点の広告予算にはばらつきがあり、予算の少ない拠点は良いアウトプットを作りたくても写真素材などで困っている状況でした。 本社では分権を尊重しながらも、少しでも一貫性のあるビジュアル展開を実現するためのアイデアを模索しており、本社から写真素材を配布することをアイデアとして思いつきました。そのアイデアをダイキン工業様へ伴奏支援する中で相談いただき、支援することになりました。
闇雲に撮影しても効率が悪いため、まずはどのような写真素材が求められているかを調査しました。各国担当者へのヒアリングと、デザイン視点でいつもどのような写真素材に困っているかの二つの切り口で可視化。その上で優先順位をつけていきました。
次に撮影できる光景の棚卸しをおこないました。国内外の切り口と、オフィス・工場・一般消費者などの光景の切り口で棚卸ししました。その上で1番ハードルが低い自社内の光景から撮影していくことになりました。
自社内とはいえ、協力度合いは現場担当者それぞれで異なります。うまく入り込むことが重要と考え、まずはクライアント側がキーマンを抑え、うまく交渉してくださることで実現していきました。私たちは撮影側の都合だけで動く印象にならないように気をつけた上で、「たしかにこういった写真があったら自分たちにとってメリットがある」と共感してもらえるよう、丁寧に説明しました。おかげで名前を覚えてもらい、別案件で会ってもお話ししてくださるぐらいの関係性になった方もいらっしゃり、撮影ではかなり協力してくださる状況を作ることができました。
最終的に国内では5拠点で、海外ではイタリアで撮影をおこなうことができました。撮影した写真は社内ポータルにダウンロードサイトを構築し、各国担当者が気軽にダウンロードできるよう対応しました。その結果、CM、電車の中吊り広告や各種パンフレット、その他社内資料やショールームのビジュアルなど、多くの場所で使用されました。ダウンロード数を考慮すると結果的にストックフォトサイトで購入するよりも1枚あたりの撮影費用が安くなり、費用対効果も十分に出た案件でした。
ダイキンの工場、研究所、オフィスなどで静止画と動画撮影を実施しました。静止画に関しては私が、動画に関してはビデオグラファーに依頼して二人で撮影していきました。リアルを重視することから、極力モデルは使用せず社員に出ていただきました。
中吊り広告をはじめ、CMや各種パンフレット、社内資料やショールームのビジュアルなど、多くの場所で使用していただきました。ダウンロード数が増えることで1枚あたりのコストがどんどん下がり、費用対効果も十分に出すことができました。



