リンカーズ株式会社 BtoBマッチングサービスプロダクト開発(2025)
2024/12〜
担当:UX/UI 工数:週5人日
リンカーズは、ものづくりにおける課題を解決するため、共同研究や開発パートナーとなる企業・大学・専門家を日本全国から探索し、マッチングさせるビジネスを展開しています。 現在は受注ベースのサービスですが、SaaSとして展開するプロジェクトが進んでおり、私はUX/UIデザイナーとして、体験設計からプロトタイプ作成までを担当しています。
私がプロジェクトにジョインした時点で、新しいプロダクトの構想はすでに1年前からスタートしていました。PoCを通じてフィードバックやユーザーヒアリングが実施されており、体験設計のための貴重な材料が揃っている状況でした。
同時に、1年が経過しているにも関わらず、プロダクトの戦略や機能面の具体像が見えづらく、この進行ペースに危機感を抱きました。
そこで、体験設計に時間をかけすぎず、粗削りでもプロダクトの全体像を社内に提示する必要があると考えました。PoCの結果を踏まえた社内メンバーからのインプットと、過去のお客様へのヒアリングデータを基に、体験設計を踏まえプロトタイプが作れるレベルを目指して進めていきました。
データをnotionにまとめた上で、AIを活用しながら行動パターンを洗い出し、デザインペルソナ、エクスペリエンスマップ、ジャーニーマップを作成。その上で各メンバーの仮説も取り入れ、初版としてまとめました。
また、入社直後からお客様へのヒアリングにも同席し、調査データの母数を増やす形を取りました。
同時期にAIエンジニアが参画していたことも後押しになり、長期視点では対話形式でパートナー候補を探し出す体験が最適ではないかと判断しました。ただし、最初のリリースでは現実的に一般的な検索の体験が落とし所になる可能性もあると判断し、両方のアプローチを可視化しています。
北極星としてのプロトタイプでは、ユーザーが直面している課題とパートナー候補の条件などを収集し、候補リストを表示するまでを対話形式の体験で可視化。その後の候補の選定、面談、マッチングまでをプロジェクト管理ツールのような体験で可視化しています。
さらに、プロダクト内での画面の回遊性や、機能拡充時の展開性も意識しながら設計を進めています。
プロトタイプの作成スピードを担保しつつ、デザインシステムも同時に構築。最初に構築すべき部分と後で良い部分に切り分けて進めています。ゼロから作成することは極力せず、figmaのデザインシステムを活用し、必要に応じてカスタマイズしながら、スピード感を意識し進めています。